氏神神社(た行)関連リンク。
旧ブログ記事を更新(初出2019年4月19日)
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このページで紹介している氏神とは、鎮守神社のような地元の神様のことではなく、同じ氏族共通の神様の事です。いわば、あなたの御先祖様に当たる神様です。
平良(たいら)
中城御嶽(なかぐすくうたき)です。住所は沖縄県国頭郡大宜味村謝名城(おきなわけんくにがみぐんおおぎみそんじゃなぐすく)です。
謝名城は平良姓が多い地域です。
平良神アサギです。住所は沖縄県国頭郡東村平良(おきなわけんくにがみぐんひがしそんたいら)804の東村役場(ひがしそんやくば)の跡地の側(そば)です。
平良(たいら)湾内の東村平良周辺の住民は、北山王国の支流であるところの平良大主(たいらうふぬし)の末裔だそうです。
御嶽(うたき)は聖なる森林であり、御嶽の中心には神の依り代が置かれ、その前に香炉が置かれて、祈願が行われる聖地です。男子禁制で 「のろ」と呼ばれる女性の霊能力者以外は、御嶽に近づくことは禁止されています。また、御嶽内の石を勝手に持ち出したり、木を切って持ち出したり、枯れ木を拾ってくる事も禁止されています。
田尾(たお)
乙神社(おとじんじゃ)です。住所は長崎県五島市富江町田尾(ながさきけんごとうしとみえまちたお)1293です。
田尾氏は、富江町郷土史によると、16世紀頃、富江の田尾の浜に藤原北家高木氏流草野氏の一族、草野永茂(くさのひさしげ)が肥前国からやってきて知行し、その子、草野純勝(くさのすみまさ)が田尾氏を名のって、草野純勝から三代に渡り外交貿易により一気に勢力を強め、その後、五島家に仕え、子孫は五島家重臣として繁栄したそうです。
高市・武智・武市・武知(たかいち、たけち)
三谷神社(みたにじんじゃ)です。住所は愛媛県伊予市上三谷(えひめけんいよしかみみたに)3525です。
明治43年に中御前五社大明神社と若皇神社(にゅくおうじんじゃ)を金刀比羅神社に合祀して、三谷神社と称したそうであり、地図上は金刀比羅神社と表示されます。 高市氏の氏神は、その中の若皇神社です。高市氏は、姓を越智とする新居氏(にいし)の支流です。
高木(たかぎ)
高木氏には住吉大社神職七家と、肥前国佐嘉郡髙木村出身の二つの系統があります。
前者は住吉大社です。
後者は與止日女神社(よどひめじんじゃ)です。
高階(たかしな)
宗像神社(むなかたじんじゃ)です。住所は奈良県桜井市外山(ならけんさくらいしとび)818です。
高階氏は、高市皇子(たけちのみこ)の子孫です。この神社は宗像氏が建立したのですが、宗形徳善(むなかたのとくぜん)の娘が天武天皇妃の尼子娘(あまこのいらつめ)であり、高市皇子の母親であるという縁で、高階氏が氏神として崇敬しました。高階氏の子孫、玉井氏が神主として明治時代まで奉仕を受け継いできたそうです。
高田(たかだ)
石園座多久虫玉神社(いそのにますたくむしたまじんじゃ)です。住所は奈良県大和高田市片塩町15-33です。
高野(たかの)
高野神社です。住所は和歌山県伊都郡かつらぎ町平沼田292です。
高橋(たかはし)
高家神社(たかべじんじゃ)です。住所は千葉県南房総市千倉町南朝夷164です。
高橋氏文(たかはしうじぶみ)」によると景行天皇(けいこうてんのう)53年の冬10月に天皇は磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)を仕奉(しぶ)させて、「上総国安房」の浮島宮(うきしまのみや)に到(いた)ります。后の八坂媛(やさかひめ)は磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)に漁をさせます。磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)は数匹の堅魚(かつお)と八尺もある巨大な蛤(はまぐり)をひとつ獲(と)って、八坂媛(やさかひめ)に捧げました。すると料理を命じられたので、これらを調理して天皇に捧げました。磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)は大いに褒められ、末永く天皇の食膳を担当するようにと膳(かしわで)の姓を賜りました。その子孫が高橋氏です。
高橋神社です。住所は奈良県奈良市八条5丁目338です。
社家の高橋氏はこちらです。本来の社地では無く、大変さびしい神社になっています。
大和国添上郡「高橋神社」の所在地高橋邑(おおざと)から出た古代豪族物部氏の子孫です。
越後の弥彦神社の弥彦大神宮家など、北関東・東北の神社の神職に多い名字です。
高山(たかやま)
高山氏には武藏国と大和国の二つの系統があります。
前者は秩父神社です。 後者は高山八幡宮です。
竹内(たけうち)
宇倍神社(うべじんじゃ)です。
竹内氏は武内宿禰(たけのうちのすくね)の子孫です。
武田(たけだ)
甲斐武田氏は、武田八幡宮です。住所は山梨県韮崎市神山町北宮地(やまなしけんにらさきしかみやままちきたみやじ)1185です。
弘仁(こうにん)13年(822年)に弘法大師・空海が八幡大菩薩が武田郷に出現した夢を見たので神祠を構えたのが起源だそうです。
石和八幡神社(いさわはちまんじんじゃ)です。住所は山梨県笛吹市石和町市部(やまなしけんふえふきしいさわちょういちべ)1094です。
中世には甲斐国守護、武田氏の歴代当主が崇敬し、源氏の氏神である八幡信仰の神社となったそうです。
大井俣窪八幡神社(おおいまたくぼはちまんじんじゃ)です。住所は山梨県山梨市北(やまなしけんやまなししきた)654です。
神社の一帯は中世に八幡郷が成立し、戦国期には甲斐国守護、武田氏の崇敬を集めたそうです。
八幡神社(はちまんじんじゃ)です。住所は山梨県甲府市宮前町(やまなしけんこうふしみやまえちょう)6-47です。
現在は、甲斐国総社、八幡神社と言う名称ですが、武田信虎(たけだのぶとら)が躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)を築城した際に、石和八幡神社から勧請しました。武田信玄(たけだしんげん)以後、甲斐国内の総社、府中八幡として崇敬されました。
菅田天神社 (かんだてんじんじゃ)です。住所は山梨県甲州市塩山上於曽(やまなしけんこうしゅうしえんざんかみおぞ)1054です。
甲斐源氏の鎮守神社として、甲斐武田氏に崇敬され、武田家の家督の印である「楯無しの鎧」が安置されています。
安芸武田氏は、熊岡神社(くまおかじんじゃ)です。住所は広島県広島市安佐南区祇園(ひろしまけんひろしましあさみなみくぎおん)5丁目1-34です。
武田元繁(たけだもとしげ)が佐東銀山城(さとうかなやまじょう)城主の時、鎌倉の鶴ヶ岡八幡宮から勧請したそうです。佐東銀山城・守護神として、武田家一門が崇敬した神社です。
若狭武田氏は、八幡神社(はちまんじんじゃ)です。住所は福井県小浜市小浜男山(ふくいけんおばましおばまおとこやま)10です。
室町期、安芸武田家の惣領(そうりょう)家は若狭守護職を得て若狭に移り住みました。若狭武田家が京都の石清水八幡宮を勧請したそうです。この神社が鎮座する山の事を岩清水八幡宮にちなんで男山と呼ぶようになったそうです。
武田氏は、源義光(みなもとのよしみつ)の三男の源義清(みなもとのよしきよ)(武田冠者(たけだかじゃ))を開祖とします。源義光から、常陸那珂郡武田郷(茨城県ひたちなか市武田(いばらきけんひたちなかしたけだ))の支配を任され、武田義清と称したそうです。ところが、武田義清とその息子の武田清光(たけだきよみつ)は武田郷周辺の在地豪族と争いを続けた結果、行きすぎた行為に及んでしまい。常陸平氏大掾氏の一族である吉田清幹(よしだきよもと)によって朝廷に対して「清光濫行」として告発されました。なお、吉田清幹は娘を源義光の嫡男、源義業(みなもとのよしなり)に嫁がせており、二人の間に生まれたのが佐竹昌義(さたけまさよし)であり、佐竹氏の開祖です。この告発によって、武田義清と武田清光は甲斐国市河庄(山梨県西八代郡市川三郷町(やまなしけんにしやつしろぐんいちかわみさとちょう))に配流となって、そこに土着した父子の子孫が甲斐源氏・武田氏として広がっていきました。
竹中(たけなか)
八幡神社 (はちまんじんじゃ)です。住所は岐阜県揖斐郡大野町公郷(ぎふけんいびぐんおおのちょうくごう)2103です。
平良文(たいらのよしふみ)流の鎌倉氏の支流、長江氏が土岐氏の家来になって、美濃に移住しました。その長江氏の支流、岩手氏の一族の岩手重元(いわてしげちか)が竹中を名乗り、竹中氏の開祖となりました。美濃国守護大名土岐氏の守護代の地位を斎藤氏と争った一族だそうです。その関係で土岐一族と姻戚関係を結び、竹中重治(たけなかしげはる)、通称は竹中半兵衛(たけなかはんべい)の頃には、清和源氏土岐氏の支流と称したそうです。竹中重元(たけなかしげちか)は斎藤道三から大野郡公卿(おおのぐんくごう)を与えられ、大御堂(おおみどう)城を構えました。ここが、竹中半兵衛生誕の地です。ここに竹中氏ゆかりの八幡神社があります。岐阜県神社庁公式ホームページによると、この神社は創建年など由来が不明ですが、古伝に大御業城主竹中遠江守の鎮守と伝えられ、不破郡岩手城主竹中半兵衛崇敬の神社だそうで、毎年例祭には岩手城主より代参があって、お供え物が供えられたそうです。
田中(たなか)
総氏神のような神社は、無いようです。
滋賀県・田中神社。住所は滋賀県高島市安曇川町田中1882-1です。
謎の神社です
奈良県・甲斐神社。住所は奈良県大和郡山市田中町234 です。
大和郡山・田中の里の守護神です。
奈良県・馬立伊勢部田中神社。住所は奈良県橿原市和田町1440です。
京都府・田中神社。 住所は京都府京都市左京区田中西樋ノ口町1です。
和歌山県・田中神社。住所は和歌山県西牟婁郡上富田町岡1382です。
矢上神社境内社、田んぼの中に森があるような神社です。
矢上神社に合祀されて消えそうだったのですが、南方熊楠の助言で守られたそうです。
田村(たむら)
田村神社です。住所は福島県田村町山中字本郷135です。
田村氏は坂上田村麻呂の子孫です。
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